圃場整備工事の概要

併せて、稲の生育に欠かせない用水の安定供給と、雨天時などの排水機能向上を目的としています。
用水路工事(パイプライン化)
従来の開渠(あいた水路)をパイプライン化し、水槽に一度水を貯めたうえで水頭差を利用して取水する方式を採用しています。
これにより、地域で問題となっていた水不足の解消が期待されます。
施工においては基準高の管理が非常に重要であり、わずかな高低差が水の流れに大きく影響します。
そのため、丁張(ちょうはり)を設置して高さと位置を正確に測量・管理しています。
主な作業手順
- 掘削
- 掘削深さの確認
- 用水管の設置
- 保護砂の充填(パイプ周囲および上端300mmまで)
- 埋戻し
掘削は地山掘削で行われ、土留め支保工を設置しないため、法面勾配が急すぎる場合は施工不可(NG)となります。
排水路工事(排水フリューム設置)
排水路は、雨水などを円滑に流すため、排水フリュームと呼ばれるコンクリート製の水路を設置します。
この整備により、圃場全体の排水効率の向上と冠水リスクの軽減を図ります。
また、点検や清掃のための集水桝(しゅうすいます)を適所に設置。
これは排水系統の「点検口」としての役割を果たします。

構造物設置にあたっては、以下の手順で施工されます。
- 掘削
- 基礎砕石敷設
- 基礎コンクリート打設
- フリューム本体および集水桝の据付
- 埋戻し




基礎工事は高さ・位置精度が求められる工程であり、丁張を基準として正確に施工を行っています。
安全管理について
掘削や構造物設置の際、バックホウ(油圧ショベル)作業では作業員の安全確保が最優先です。
オペレーターと作業員が接近する場合は、必ず合図者を配置し、動画のように合図なしでの作業は安全基準上NGとなります。
まとめ

今後も地域の農業を支える基盤として、安全・確実な施工が求められます。
提供
株式会社 石田建設
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